職場でも「本来の自分でいられる」ということは大事か?

ユニリーバ人事担当役員の島田由香さん。
講演でこんなことをおっしゃっていたのを聞いたことがあります。

あなたは職場で仕事をしている時、本来の自分でいるでしょうか?

もしも、仕事が終わった途端、「あー終わった!これからがお楽しみ!」とばかりに人格が変わってしまったり、家庭での自分と全く違う姿を職場で見せたりしているとしたら

それって、本当に幸せでしょうか?
自分自身でいられない、そんな職場ってどうなんでしょうか?
職場で仕事をしている時も、本来の自分でいられることが幸せなのではないでしょうか?

この言葉を、とあるメーカの営業部長研修(6ヶ月のプログラム)で投げかけてみました。

その途端

は?

という顔をしたり

うーん・・・・

とうなって渋い顔で考え込む部長たち。

どうみても納得している様子ではありませんでした。ああ、やっちゃったかな。島田さんの言葉ならばうまく通じるのかも知れないけど、私の言葉ではだめだったかも知れない。

その時はそんな風に思いました。

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それから1ヶ月以上が経ち、部長たち一人ひとりと1on1コーチングを実施しました。これまでの研修内容とその後の行動から気づいたことや、研修に対するご意見・ご要望を聴くということが目的でした。

私は、覚悟していました。

「あんな内容、納得できない。仕事なんだから、別人格でやるのが当たり前。自分だってずっとそうやって頑張ってきた。」

と言われるだろうと。

ところが、こんな反応が返ってきました。

あの言葉はすごくびっくりしたし、正直、考えさせられた。すぐには理解できなかったけど、確かにそうだなあ、俺は仕事でもプレイベートでも変わらないけど、メンバーはどうなのか?って急に不安になったんだよね。

で、すぐにリーダー格のメンバーに聞いてみた。家と職場では人格が違うのかどうか。そして、どっちがより自分なのか。本来の自分で仕事ができているかと。

そしたら、職場では、「強くなければならない」と 無理して強い自分を演じているが、家では、積極的に家事をやって奥さんを支えていると。そして、家にいる時の自分の方が本来の自分なんだとか言ってて、すげー驚いたんだよ。

だとしたら、会社でも、弱い自分を見せたり、人を支えたり。そんな姿をもっと出してもいいんじゃないか、って思ってさ。

で、すぐ、全メンバーに「職場でも本来の自分でいられる、そんなチームにしよう。」って話をしてさ、そのためのルール作りをすることにした!

熱く語る部長。

やっぱりそうですよね。職場でも「本来の自分」でいられる方が本人も幸せで、そしてきっと生産性も上がるはずだと私は思ってます。

部長たちはそれぞれ「メンバーが本来の自分でいられるチームを作るにはどうしたらよいか?」というテーマで、考え始めたのでした。

明日のブログにつづく。