廃校問題を考えるうちに気づいたこと

私、杉江美樹のfacebookにも時々投稿しているのでご存知の方も多いかもしれませんが、

現在、南房総市の里山にある、すでに廃校・廃園になった小学校・幼稚園跡地を、どうやったら楽しく・賢く活用できるだろうか?
について、考える活動を、NPOや行政、市民の方々とともにやっています。

そんな私の活動に共感してくれた仲間(都心の企業で働く人たち)と一緒に、この跡地に実際に行って、
校舎や園舎をみて、
地元の市民や行政の方々の話を聞いて、
教室に布団を持ち込んで泊まってみて、
そこで感じたことをみんなで話し合う場を持ちました。

小学校の校舎に入るとみんな心は小学生時代に戻る

一番盛り上がった瞬間は、何といっても、実際に廃校となった小学校の中に入って、中を見学した時。
教室の中には、子供達が使っていた本や実験道具やポスターなどの制作物が残された状態になっていました。

それを見て、みんなの顔がいっぺんに小学生に!!!!!

今回集まったのは、40代・50代のおじさん・おばさんばかり(失礼!でも私も!)

そんなおじさん・おばさんの顔が、ぱっと火照って、それぞれの思い出にひたっているような感じになりました。

あー懐かしいな、理科室、うちの小学校もこんなだったな。
放送室がある!
廊下を走っては怒られたなあ。
ここの子供達もこんなことしてたんだろうな。

そして顕微鏡を触ったり、音楽室で楽器を手にとってみたり、図書室で本をめくってみたり。

その後のワークショップでこんな質問をしてみました。

「この小学校で、あなたは何をしたい?」

出てきた答えがこれ。

  • バンドをやっているので、思いっきり演奏して、放送室でレコーディング
  • 校庭でキャンプ!キャンプ初心者にやり方を教えて欲しい。
  • 厨房を使ってみんなで料理、料理教室もいい
  • 理科室をバーに
  • 地元のおじいちゃん・おばあちゃんから子供の頃の遊びを習いたい
  • ここに伝わる歴史や文化を知りたい
  • いのししのさばき方を教えて欲しい

遊びも学びも一体となって、みんなの頭に浮かんでいました。

「遊び」と「学び」の間に境界線は本来ないものかもしれない

そして、地元の主のようなおじいさんにこんな質問をしてみました。

「この小学校での一番の思い出はなんですか?」

答え
うーん、まともに勉強とかしてなかったから、そういうことは覚えてねえな。
川の生き物を捕まえたり、川遊びをしたりしながら家まで帰ったこととか、昼休みに裏山を競争してかけ登ったこととか、そんなもんだな。

それこそが、最大の学びだったのでは????

「遊び」と「学び」のあいだに本来境界線はなくって、
人間はわくわくしながら行動することを通じて、生きるために大事なことを学ぶのではないか。

そんなことを思いました。

みなさんはわくわくしながら行動していることはありますか?そこから何を学んでいますか?