私は付箋が大好きです。
その日にやることを書き出したり、本の気になる箇所に貼ったり、伝言に使ったり、自分の考えを整理するのに使ったり。そしてそれぞれの用途に合った付箋を選ぶのも楽しくて好き。
今では仕事柄、研修やワークショップでも付箋はよく使います。
模造紙タイプのものから、小さなものまで大きさもいろいろ、色もいろいろ。形もいろいろ。
いろいろトライして気づいたことは、
付箋ひとつで参加者の気持ちが大きく変わる!
ということ。
参加者同士で意見を出し合ったり、お互いに何かコメントをするなどの時には、
ハートや星、りんご、動物の形などでカラフルなものを使うと場が和み、自然と笑顔になって会話が生まれます。アイスブレイク効果ばつぐん。
自分が使いたいものを選ぶのも楽しいようですし、こちらも選ぶ過程でそれぞれの個性を知ることができちゃうというメリットも!
あまり凝った形ものよりも、丸っこい、わりと単純な形で、手のひらサイズのものが好まれます。
不安なことや悩みなどを整理してもらうときには、「モヤモヤした吹き出し」の形の付箋を使うと、すらすらと書き出すことができるように感じます。
私自身がモヤモヤした時の気持ちの整理に使うと、なんだかよくわからないけどたくさん書き出せて、その後はすっきり、前向きになれる体験から気づいてやってみたのでした。
やっぱり気持ちに合っているものだと書きやすいのかも知れません。
もともとは、女性向けの研修で研修の場を(語弊はありますが)「女性らしく」したくていろいろな色・形の付箋を使っていたのですが、
いろいろやってみると、どうやら、男女関係なく、年齢もあまり関係なく、この方がよい効果が生まれる気がします。
女性や、若い人の方が「わー、かわいい!」「これ欲しい!」などの声が挙がる傾向はありますが、ピンクのハートとか黄色い星に興味のなさそうな理系おじさんでも(すみません、思いっきりバイアスかかっててますが・・)にこっと笑って、すらすらっと書いたりします。
やっぱり人って、男女とか年齢とか理系文系とかなんだとか、そんなことで決めつけない方がいいんですね!
・・・ってことを教えている私も気づかされたのでしたー!
で、思ったことは
どんな人でも「気持ち」って大事だなっていうこと、
付箋に限らず、ちょっとしたことが「気持ち」に影響を与え、それが行動に影響するんだな、ということ。
たかが付箋、されど付箋。
これからもいろいろトライして、研修でも、自分の人生でも、同じ時間の中でもよりよい効果が出るようにしようっと!