昨日、「なぜ女性だけ?」と言われても女性営業向けの研修をやる理由、を書きました。

男女どちらでも参加してよい、とすると、もれなく男性が選抜されてくる。この傾向が特に営業部門では強く、女性の方が学びの場を与えられるチャンスが圧倒的に少ないから。

でした。

昨年も、消費財メーカー(食品や日用雑貨など)で組織小売業(スーパー・ドラッグ・コンビニなど)を担当する女性営業のみを集めた研修を実施したのですが、その時に、参加した女性たちが表情を変えた場面が3つほどありました。

そして最後に「営業としてこれからがんばれそう!」と言ってくれたのでした。

営業という仕事の何が嫌?何がやりがい?

ひとつめは、

「営業という仕事をしていて大変なこと、嫌なこと」と「やりがい、嬉しいこと」を出してもらった時。

嫌なこと
・飲み会やゴルフが多い
・土日にも仕事のことで連絡がきて自由な時間がない
・数字が達成できないと辛い

やりがい
・得意先から「あなたがいるから」と必要とされること
・外出してしまえば自由に時間を使える、いろんなところでランチできる
・数字が達成できたら嬉しい

みんな気持ちは一緒だね!
あれ?これって・・・嫌なこととやりがい、全部裏返しじゃない?なーんだ。

表情がふと和らいだ瞬間でした。

男性上司が自分たちをどう見ているかを知る

ふたつめは、

営業部門で女性部下を持つ男性上司への調査結果を見て
「女性部下のよいところ・課題だと思うところ・今後の期待」について知った時でした。

・女性の方が感性が高く、男性にはない企画力がある。
・一方で数字へのこだわりが弱い。
・飲みやゴルフに頼らない相手との距離の近づけ方は、男性営業も学ぶべき。
・今後女性バイヤーが増える中、新しい営業スタイルを切り開いて欲しい。
・女性が半分くらいの組織にしたい。
・営業が嫌でもいいから逃げずにやりきって。そうすれば次の仕事で必ず生きる。

へーーーーっ!たしかに!私、数字へのこだわりは弱い!
でもそんな風に思ってくれてるんだったらがんばれるかも!

となっていました。

「子供を持つ女性がもっとも生産性が高い」と知る

みっつめは、
営業現場でもっとも「時間あたり生産性が高い」のは、子供を持つ女性だという事実を知った時です。

このお話は、株式会社ワーク・ライフバランスの方がお話くださいました。

さらに、残業の多い営業マンについて調査をしたところ「売り込み営業型」で、かつ、長い時間仕事をしていることで価値を上げている=それ以外の価値がない(!)営業スタイルだった、ということも話してくださいました。

参考:過去のブログ「自分ブランドを作ると仕事は楽しく生産性も上がる?」

あなたは営業としてどんな価値を提供するのか?
それが明確になれば、短い時間でも結果を出せるはず。

その言葉が響いて、「自分には何ができるか?」を考えていました。

女性が営業でがんばれる!と思う3つのポイント

・営業という仕事のやりがいや嫌なことなど、自分の気持ちを可視化して見つめてみる
・周り(特に上司)の期待を知り、しっかり受け止める
・女性を取り巻く世の中の変化(女性バイヤーが増える、生産性が問われているなど)と自分の役割に目を向ける

次回の講座にもこの3つの視点はぜひ入れたいなと思っています。
よかったらお越しください。

女性のための営業力向上講座(流通経済研究所と共同開催)