豊島区に住む・働く人が、自分たちで未来の豊島区をつくる会議「としまぐらし会議」に参加しました。(私自身が豊島区で生まれ育ったため)
約3ヶ月、チームにわかれてディスカッションし、最終日にチームのアイディアを発表をするという形式の会議でした。
参加者は本当に多様で、
マンガ家さんなど個人事業主、起業した人、豊島区で代々続く会社を親から継いだ経営者、
豊島区内のNPOの人、豊島区役所の人、
もちろん、会社勤めの方や主婦の方もいらっしゃいました。
そんな中、区内在住の育休中の女性たちも数名参加されていました。
多様性あふれるメンバーでディスカッションし、案をまとめる中で気づいたのは、
育休中の女性たちのこの場への貢献の素晴らしさと、バランスの良さでした。
子どもが育つこのまちを良くしたい!
という気持ちと、
休暇中にも自分の仕事経験を活かしたい・スキルアップしたい!
どちらの気持ちもバランスが良く持っていて、私たちによい刺激を与えてくれたのです。
感情で「子どものためにこうしたい!」というだけでなく
他者の意見を聴いて自分のできることを考えたり
そのために活かせる知識やスキルを提示してくれる。
子どもや家族への愛から出発して、それが社会につながることを考え、自分がそのためにできることを考えてくれる
その姿に感動することしきり。
私も、時々赤ちゃんを抱っこし、ママたちが議論に集中できるように協力をしました。
(飽きっぽい性格なので、議論に疲れると子どもに逃げていた、というのもあります!)
私のチームには、編集者の女性が参加していたのですが
「ひさしぶりに編集者魂に火がついた!」
と言って、すごく素敵に資料をまとめてくれて大助かり!
そして思いました。
今回の経験を通じて
「ああ、やっぱり私は仕事が好きなんだな」とか
「私の持つ仕事と子育ての経験はこうやって社会の役にたつんだな」 とか
そんなことに気づいてポジティブな気持ちで職場に復帰してくれたら私もうれしいなーと。
彼女たちに感謝するとともに、
育休中の女性たち(これからは男性も!)と一緒にできること、いろいろありそうです。