平昌での冬季五輪。
男子フィギュアのワン・ツーフィニッシュや、女子スピードケード、などなど本当に感動しっぱなし!
こういうものを見ると仕事柄、
どういう人が結果を出すのか?
どんな想いで、何を目標に、どんな行動をしてきたのか?
とか考えちゃうのですが、
そんな中で私が今回最も注目し、最も脱力し、最も元気づけられたのは男子フィギュア銀メダルの宇野昌磨くん。(「くん」付けすみません)
オリンピック前からアスリートらしくない「ゆるさ」と「マイペースさ」に注目をしていましたが、まさか初出場で銀メダルとは!
結果を出してますます注目されるその言動に共感する人たくさん!うれしいな。
- 人と違うことを恐れない
- 好き、面白いと感じる心に素直にしたがう
- 飾らない
こんなところが、まさに今の時代に求められていて共感を呼ぶのかも知れません。
こんな宇野くんの自由で、アスリートらしからぬ(ってなんだかわからないけど)言動を許しているフィギュアスケート界もすごいなって思いました。
新しいタイプの人が世の中に出てきて
そんな人がちゃんと結果を出して
自由な発言をすることが許されるような世の中になった
それが素晴らしくて、私はもうめちゃくちゃ元気になれます。
「オリンピックで金メダルを取りたいと思う気持ちの強さ」
ばかりが注目され、
羽生選手の
「19歳で金メダル、23歳で2個目の金メダル」のように
明確に目標を立てて、逆算して人生設計をしていた
という話の方がずーっとわかりやすいし、賞賛も集まるけど、
もちろんそれはそれで本当にすごいんだけれど
そんな優等生でなくてもいい
そんなふうに心から思えました。
・オリンピックの魔物は最初から最後まで何なのかわからなかった、他の大会と同じだった
(ぜんぜん人の言葉にまどわされない。自分の感覚を信じる)
・1回目のジャンプでミスして笑ってしまって。自分がんばろうと思った
(そこで笑うか!笑ってからがんばろうと思うのがふしぎ)
・次の目標とかまだない
(いいねえ)
・衣装は目立たない色がいい
(笑。シングルなんだからどうやったって目出つぞ!)
・選手村では日本にいるときよりゲームに集中できていい
(どこまでマイペース?)
さらに翌朝のインタビューではぼーっとして頭ボサボサで登場し(爆笑)「銀メダルを特に大切にはしません」みたいなマイペースコメント全開。
宇野くんがいつか金メダルを取って、そのときになんていうのか聴きたいので、宇野くんを応援します。
「楽しいことを毎日ひたすらやっていたら金メダルになった」とか
「金メダル、そんなに大事にしないです」とか言ってくれないかな。
オリンピック選手とはレベルが違う話ですが
私も起業することを目指してこうなったのではなくて、
好きなこと、楽しいこと、心が動くことをやっていたら、こうなっただけで。
私みたいにフツーに生きてる社長が増えたら日本も変わるかもな、なんて思って起業しました。
自分を楽しむことに真剣になろう。素のままでいよう。
そんな風に思えた宇野くんの銀メダルでした。