昨日のブログで、病院での「チーム医療推進」における課題として、特に若手の職員の主な悩みとして

「どうしたら忙しい医師に遠慮せず伝えるべきことを短い時間で伝えられるか、そして、医師からすぐに返事をもらえるか」

がよく挙げられるという話を書きました。

もちろん、私が担当している3病院ほどの事例なので、全ての病院がそうかはわかりませんが、

医療に携わるさまざまな職種(医師、看護師、技師、介護士、事務など)の方でグループを作り、チーム医療推進のための現状の課題をテーマに挙げてディスカッションをしてもらうと、だいたい4グループに1グループの割合でこのテーマがでてきます。

先日の研修でもまさに8グループ中2グループがこのテーマで話をしていました。

それぞれとても面白い議論になっていたので、秀逸だなあと感じた若手職員の解決策をご紹介。

どうしたら医師に話しかけることができるか?

1.普段から爽やかにあいさつをしておく
2.相手の反応に過度な期待はしない、無視されても気にしない
3.「患者様のために正しい情報を伝える」という目的にフォーカスする

不機嫌だったり反応が悪い医師に対して、
(医師側に問題があるように聞こえますが、医師にも言い分があったりします)
自分たちが悪いことをしたわけではないのだから、堂々と爽やかに、患者のためを思って医師に話しかけよう、目的を忘れないようにしよう、ということでした。

4.医師に信頼される仕事をする。
(知識をつける、ミスをしない、医師の興味関心を知る)

自分が怖くて苦手だと思っている医師でも、先輩の中にはきちんとコミュニケーションができている人も。その先輩がなぜ堂々と医師と話せるのか、そこを考えて自分を変えよう、ということ。

特に医師の興味関心を知る、は素晴らしいなと思いました。
医師は医師なりに、忙しい中で何からどう伝えて欲しいか、どんなコミュニケーションをとって欲しいのか、その希望があるからです。

そして

5.医師が本当は何を考えているのか、しっかり対話する場をつくる
6.そのために医師を飲み会に誘ってみる

なんていうのも。
「それってビジネスでは普通のことですよ」とお話したら、みんな驚いて「へー」と言っていました。

かわいらしいけれど実は本質をついているものはこちら。

7.医師を名前で「◯◯先生!」と呼んでみる
8.怖い先生の携帯のかわいいストラップについてつっこんでみる

とまあこんな感じ。

病院と一般企業は違う、とはいえ、
やっぱり人と人との関係づくりの本質は同じ。

研修の進め方や内容は違っても、課題に対する解決策は似たようなものなのかも知れません。