ある会社にて4月から始まる新プロジェクトのため、現場ヒアリングを重ねています。

半年にわたるこのプロジェクトでは、30代若手リーダーの個人育成計画に基づき、上司が30代若手リーダーに1on1ミーティングを行い、人事・上司・私が一緒になって組織ぐるみで30代の育成を行なっていくというもの。

さて、ある30代女性のヒアリングを行ったところ、こんなことをおっしゃいました。

私は、感情的になりやすく、すぐ泣いたり、怒ったりします。
他者との調整は苦手で、
人見知りで、
チームメンバーをポジティブにすることが苦手です。

仕事は 、コツコツまじめに積み上げるタイプです。

そんな私ですが、目標はマネジャーになることです。

こんな私が、コツコツがんばって、
感情をコントロールできるようになって
人をモチベートできるようになって
マネジャーになったら

コツコツ型の女性でもマネジャーになれる!って、
そのことに勇気づけられる人もいると思うんです。

話すうち、どんどん目がキラキラしてきました。

すてき!!!

そうなの!そういうことなんですよ!

と思わず叫び、

全力であなたを応援します!

と言ってしまいました。

自分の上司の真似して無理する必要なんかない。
自分なりの新しいタイプを目指せばいいし、
それがこれからの若い人、特に女性には求められているはずです。

もちろんこれまでのマネジャー(主に男性)にも
“コツコツタイプ”はいらっしゃるはずですが、
女性にはあまりそう見えていなかったりします。

私なんかマネジャーになるのは無理

そう思っている人は、そう思う理由=弱みだと思っていることをいっぱい書き出して

こんな私がマネジャーになったら、どんな人を勇気付けられるだろう?
その結果、どんな新しい世界を作り出せるだろう?

と考えてみてもいいのではないでしょうか。

そういう人こそが、周りから応援され、人々を勇気付け、世界を変えるのではないかと思います。

自分は優秀だからマネジャーになるべき人間だ

そんな人に誰がついていくでしょうか?
誰が勇気づけられるでしょうか?

ちなみに彼女がこんな風に逆転の発想で考えられるようになったのには、直属の上司と人事部の存在が大きいそうです。

「コツコツ型なんだからコツコツ努力すればいい。」
「こういう人がマネジャーになることは会社にとっても素晴らしいこと。」
「感情のコントロールをするためには、この本を読んで、この研修に行きなさい。」

だから、困ったことがあれば、上司や人事にいつでも相談するのだと言っていました。

30代がなかなか育たないから協力して欲しい、ということで引き受けた仕事でしたが、なんだか私がサポートしなくても大丈夫なのではないかと思い始めました。

そして「こんな私がマネジャーになったら面白い」そう思えたら、人間強いと思いました。