以前に「今の時代に部下を呼び捨てや君付けで呼ばない理由」を書いたところ、Facebookやお会いした方からとてもたくさんのご意見をいただきました。本当に驚いています。

何より、ご意見いただいた方、本当にありがとうございました!

以前のブログでは、外資系企業の話として書いたのですが、いただいた意見を見ると、
日系・外資系問わず、
また、業界問わず、
社内でお互いをどう呼び合っているか、その事情はさまざまだなあ、と感じました。
今日はいただいたご意見をここでシェアします。

やっぱり「さん」付けが基本

まずはこんなご意見から。

私は、支社長時代から全て「さん」付けで呼ぶようにしています。
相手の自尊心を尊重し、部下と上司という関係の前に、一人の人間同士という立場で接しなければ、真の信頼関係は築けませんね。(日系酒類飲料メーカー)

自分は部下や後輩に親しみを込めたつもりで呼び捨てにしてもどう捉えるかは相手次第。だから今の時代は「さん」に統一するのが無難、難しい時代にもなった、とも書かれていました。

ダイバーシティの時代だからこそ同じ呼び方に統一する、というのもあるなあと。

うちの会社は社長から新入社員まで「さん」づけです。なので、フラットに感じ、心理的ハードルが低いからか、意見や相談はしやすいなーと、感じてました。飲み会やラフな場では、ちゃん、くん、呼び捨てのシーンもあり、「あー、この人とこの人はこんな関係性だったんだー」と思うこともあります。(日系食品メーカー)

心理的ハードルが低くて良いと感じる一方で、あだ名で呼んでいるもともと距離の近い同期と一緒に仕事をする時は「さん」付けにするとで逆に落ち着かないといったこともあるようです。

他にもこんなご意見が。

うちは超古臭い、昭和の製造業気質だけど、基本誰にでもさん付けだよ。(日系電機メーカー)

日本企業でしたが、ITベンチャーだったので、上司の入れ替わりも想定して、さん付けでした。下克上なので刺激的ですが、いつどうなるか分からない緊張感があって、安心ではないことも。昔ながらのお父さん世代な上司が見守る、ファミリーっぽい企業なのも憧れるな。(日系ITベンチャー)

全員に対して「さん」付けで呼ぶからといって、関係性がフラットだったり、心理的安全性が得られたり、ということではないようです。

営業部門は「呼び捨て=仲間」と感じる???

今の会社は外資系なのに、古い方の営業部門だけ呼び捨て文化で、何度か「さん付け」キャンペーンをしたんだけど「気持ち悪い」って…。この素敵な一石を投じるブログを共有して、再トライしてみます。(外資系医療メーカー)

この方がおっしゃっていたのは、外資系がどうかとか、業界問わず、会社のトップ、あるいは部門長の考えによって呼び方は大きく変わる、とのことでした。

鶴の一声で「今日から『さん』付けにするぞ。」と言うかどうかだと。

なるほど。
営業部門だけ呼び捨て文化、というのが面白いですね。

社内は「さん」付けが基本です。自分は同部署ならば身内感覚で呼び捨て、他部署ならば新人であっても「さん」付け心掛けてます。メールは100%「さん」付けです。(日系酒類飲料メーカー)

呼び捨て=身内感覚、とのこと。
また、こんな意見も。

営業にいた時には、先輩に呼び捨てにされることで「仲間」にしてもらえたようで嬉しかったです。でも広報に異動になってからは、呼び捨てされると違和感を感じます。広報って、そういう部署?って思っちゃいます。不思議ですよね。(日系酒類メーカー)

女性の方の意見なのですが、営業にいるとなぜか、呼び捨て=仲間、と感じるという意見でした。

営業という仕事は特殊なんでしょうか?それともいまだに男性が多いということも影響しているのでしょうか。

「さん」付けしない会社も!

そしてまたまた面白いのが、全然違う呼び方をしている会社があるということ。

私がいま仕事をしている会社では変わったメール文化があり「○○様」と同じ職員同士で送るんですよ。「公務員がこのルールだから」と聞かされましたが、私が仕事をした官僚や役人さんにこの事を聞いてみても「そんなルール無いよ」とのこと。社外には「さん」付けです。(一般社団法人)

ウチはニックネーム制です。もちろん敬称はつけないので、社長も「fred」と呼び捨てで呼ばれています。例えば「社長」は「業務上の役割であって偉い人ではない」というのを社長が望んでいて誰しも一人一人が平等に尊重され意見も言える間柄であるように、という意図が含まれています。元々フラットな組織なので記事にある上下関係の逆転がない会社ですから、他社とは環境が異なりますが。ウチの会社が狙った社員の心理的作用としては抜群に成功していると言えます(日系ITベンチャー)

本当にいろいろありますね!

後輩・部下をどう呼ぶか、加えて、先輩・上司をどう呼ぶか。
社長や部門長などのトップの考え、その職種・職場の風土や伝統、個人の考え、いろんなことが交錯していて、面白いなと感じました。

ちなみに私は、個人的には、ニックネーム制が好きです。
それも「私のことはこう呼んでください。」と最初に言って、「呼ばれ方が決まる」っていうのがいいなと。

そう言える職場の雰囲気(トップの考え含む)と、
自分がどう呼ばれたら嬉しいのか、自分のことをちゃんとわかってる、
その両方がある職場っていいな、と思うからです。

ニックネームといっても何も「Fred」「Michael」でなくても「杉ちゃん、と呼んでください。」「ミキティーでお願いします。」でも、苗字そのままでもいいと思うのです。

「どう呼ぶか?」がテーマでお話ししてきましたが、
「どう呼ばれたいのか?」と主体的に考えてみることから、職場と自分の大きな変化につながる気もしています。

(・・・と、自分で書きながら、自分が最後こう思うとは思ってなかったのでびっくりしています。改めて意見をアウトプットしながら考えるって大事だと違うことを思いました。)

皆さんは、職場でどう呼びたいですか?どう呼ばれたいですか?